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2016年4月21日 (木)

クユムジャン・メトーデ/指をアクティブに

どんな先生にどんな奏法を習うのか、先生によってそれぞれやり方の違いはあっても目指すところは同じだろうと思う。それは腕は身体の重量を支える手を作る・・という点だ。音楽を奏でるのは指なのだが、ピアノは指に重さをかけて弾いているので練習を休むと調子が下がるのがはっきり分かる。クユムジャン先生のメトーデ=クユムジャンメトーデについて以前書いたが、腕・上半身の重さを支えられる手を作ることを目的としていると思うけれど、それはつまり、

①指の関節を固定(緊張とは違う)したり、それを解除したりできる・・指を曲げて固定して弾いたり(速いパッセージの場合)

指を伸ばして固定して弾いたり(ゆっくり歌うパッセージの場合・接地面積を大きくする)できる。

でも手首や腕は関係していないので自由に動かせる。関節を支える筋肉を鍛えると、手の中にある筋肉で指を動かす感覚・・「指がアクティブである感覚」が生まれる。

②それができるようになったら手首を固定したり解除したりもできるようになる。固定というのはドイツ語でfixierenと言うが、緊張とは違いただ動かないようにするだけのもの。

関節の固定の仕方や場所でいろいろなタッチが生まれるけれど、それは全て音楽の要求に応えるためのもの。バッハの多彩なアーティキュレーションのためには柔軟な手首が要るし、ショパンの美しい内声を際立たせるためにはバスを響かせ倍音を強調する弾き方も要る。自分の感覚を研ぎ澄まして心の声に耳を傾けたい。

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